記憶喪失

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実践の中で気づいた、これまで見落としていた「記憶」についての記事。

こまけえさんの大事な記事

「エゴというのは早い話が記憶ですから」

という表現が、ほんとに秀逸。そう、たしかに、記憶がなくなれば、「今」にあるんだよね。

「今にある」って言葉はちょっと漠然とした表現なんで、いまいちピンと来ない方もいるかとは思いますが、簡単に言えば記憶喪失になることです。

エゴというのは早い話が記憶ですから、その記憶をポイしちゃえば、今いる「自分の部屋」がただの「部屋」となります。その状態が今にある状態です。思考を介在させてはいけないとか難しいことを考える必要はありません。景色を景色として眺めるだけです。そこに思い出なんかを付着させずに。すると何だか世界を傍観しているような心地になりますが、それが本来の世界だったりします。

(略)

つまり記憶というものは世界の可能性、ひいては自分の可能性を縛っているわけなんです。

しかし本来の我々は何にも囚われない神のような存在ですから、そんな一個人の記憶に縛られるようなちっぽけな存在ではありません。今この場に好きな人がペガサスに跨って現れることを望んでも構わないわけです。誰もダメだんて言ってませんよね、そう、自分(エゴ=記憶)以外は。

ですから記憶という如何にも人間的な習性を捨て、自由になればいいんです。なればいいというか、デフォルトが自由なんです。神なんです。神が記憶に囚われてしまったせいで、ちっぽけな人間を演じるハメになっているだけなんで、その記憶という鎖を思い切って断ち切ればいいかと思います。

記憶を断ち切って自由になる – こまけぇこたぁいいから、願望実現しようぜ!

もう一つ、過去の自分のブログを振り返って思った、長年自分が思い悩んできた「感情的な苦しさ」

これも、「記憶」による反応なんだろうし、「ゼロになる」というアプローチを挟むことで、「好きな幻」を見られるようになる。

>頭の中で話しているのがエゴだとわかるのですが、朝起きた時の苦しい気持ちなどもエゴなのでしょうか?頭の中の声が聞こえるときと、全く何も聞こえず感情だけに飲み込まれているときもエゴですか?

細かいことは抜きにして、生活上の感覚は全てエゴ(個人意識)と捉えてもらって結構だと思います。頭の中の声(思考)だけでなく、何か言い知れぬ感情の苦しさを感じている時も、現実の中で自分に何かしらの個人(自分=人間)という概念を与え、世界の中での自分の立ち位置や状況を漠然と認識しているから苦しい感情も出てくるのです、たぶん(オレンジティーさんの内面状態を正確に認識できないので)。

まあ早い話が、エゴから出てくる思考や感情は思い込みや錯覚みたいなものですから、私たちが見ている日常は全て幻ということになります。逆から言えば、幻を現実としているわけです。だったら意図して好きな幻を見ればいいじゃんというのが、「〇キ〇〇ム〇〇ラ」さんら達人が言っていることです

現実が消滅すればそこは直結(願望=実現)の世界!!|こまけぇこたぁいいから、願望実現しようぜ!

あともう1つ、「記憶」に関連してこの記事も。自分用のメモだと、めっちゃ印刷して読んでたのに、ブログで引用させてもらうのは初めてだ。

まず、認識の変更と言うからには、認識の変更以前と以後があるわけですね。しかし、私の場合で言いますと、自分で「あ、認識が変わった」と自覚をした瞬間や境などは明確にはございませんでした。ただ、ふと気付けば、

現実というものに意識の重心を置けなくなり、知らない間に常に内面を真実としていました。

「金と女が降ってきた物語」でも言及しましたが、意識せずとも内面に主(内面)従(現実)関係が確立していたのです。

エゴ(自我)とは、現実に対する反応であります。

(略)

現実に重心を置けなくなるというのは、現実の事象は思考(記憶)の関連付けによる観念(反応)であると理解しているからです。「親」というものも記憶からくる観念ですし、当然、それに反応する「子供」も観念です。観念とは言ってみれば幻想ですから、幻想だとわかっていてそれを内面の柱にできるわけもありません。

つまり、エゴが幻想であると見抜くことで、今までは単色でしか描けなかった内面のキャンパスに、本来はどんな色でも、どこまでも自由に充足を描けることができるんだと気付けるのです。

そして、内面のキャンパスに描いたことが真実(今)だとわかっていますので、それが現実に投影されようがされまいが気にならなくなります(投影されますが)。

願望というのは叶っていないから願望になり得るわけで、心に描いた時点でそれが「在る」と確信できるので、願望という概念自体が吹っ飛んでしまいます。

「既にある」ってこれですか、達人さん?|こまけぇこたぁいいから、願望実現しようぜ!

tonpei

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